今回新たに調査した北九州市内の企業・個人コレクション、油彩・版画・彫刻・写真など近代から現代の作品約110点を一挙公開!
北九州市内の企業・個人が所蔵する作品を集め、2007(平成19)年から開催している「北九州をめぐるアート展」は、今回で3回目を迎えます。非公開の作品を見ることができたと観覧者の方々からご好評をいただき、定着しつつある展覧会だと言えます。
明治時代から近代化産業で栄えた歴史を持つ北九州市は日本でも有数の企業の発祥地であり、それらの企業は本社を市外に移した後でも、この街の経済を支え続けています。そうした企業のもつ 文化的側面が美術収集で、1974(昭和49)年に西日本の公立美術館の先駆けとして北九州市立美術館が開館して以来、多くの貴重なコレクションを寄贈・寄託し、この街の文化の一端を担ってきま した。また市内には作家を支援し、作品を蔵している美術愛好家が多くおられます。さらに昨秋にご遺族から平野遼作品が北九州市に寄贈され、その管理を始めるなど市民の文化遺産を次世代 に伝えるための努力もなされ始めています。
今回、新たに調査した企業・市民所蔵の作品約110点をご紹介いたします。アートを通じて企業・市民・行政が協力し合う事は、地域活性を考えるひとつの方法とも言えます。この展覧会を通じて北九州市が産業だけでなく、文化的にも誇れる都市であることをより多くの方に知っていただきたいと思います。
| 会期 | 平成21年2月13日(金)~3月15日(日)(会期中無休) 10時~20 時 *入場は19:30まで |
|---|---|
| 会場 | 北九州市立美術館分館(北九州市小倉北区室町1-1-1)リバーウォーク北九州内 |
| 料金 | 一般500(400)円、高・大生300(200)円、中・小生200(100)円 18 時以降は上記各金額より半額でご観覧いただけます *市内在住65 歳以上および障害者手帳などをお持ちの方は無料 *デコクラブカードご提示の方は団体料金 |
| 主催 | 北九州市 |
| 企画 | 特定非営利活動法人(NPO 法人)創を考える会・北九州 |
| 協力 | UCHIYAMA GROUP 株式会社ウチヤマホールディングス、岡野バルブ製造株式会社、 株式会社サニーライフ、新日本製鐵株式會社八幡製鐵所、東亜非破壊検査株式会社、 西日本工業大学、福岡県立美術館、モマ・コンテンポラリー、株式会社安川電機、 株式会社山本工作所、個人コレクター各氏 |
■特別展示 「ドガ」の所蔵作品公開
1954(昭和29)から1969(昭和44)年まで若松の明治町銀天街にあった喫茶兼画廊「ドガ」。ここには美術を愛する店主の人柄を慕って多くの芸術家が集まり、その中には若き日の平野遼の姿もありました。今回ドガ所蔵の貴重な初期の平野遼作品やその他の作家の作品をお借りし、特別に公開します。
*当時、店内壁面に飾られていた平野遼「聖家族」。閉店後、幻の作品となっていました。今回が美術館での初公開となります!

- 髙島野十郎
「ばらとりんご」

- 平野遼
「溶鉱炉」

- 遠山裕崇
「無題」

- 畠山直哉
「Slow Glass」

- 絹谷幸二
「チェスキーニ氏の肖像」

- 棟方志功
「奥海道棟方板画
3月盛岡石割御櫻の柵」

- パブロ・ピカソ
「タウロマキア(闘牛)」